JRA夏競馬「新CM」なのに「全然関係ない」の声!? “コロナ被害”松坂桃李、土屋太鳳らに替わりコントレイル、アーモンドアイら躍動も……

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16日、JRA中央競馬会)が公式YouTubeチャンネルを通じて新CMを公開。その内容を巡って、早くもネット上のファンから賛否両論の声が集まっているようだ。

 

 新型コロナウイルス感染拡大という、未曽有の事態に晒された今年の日本社会。様々な娯楽が中止や延期を迫られた一方、競馬界は無観客開催ながら売り上げは好調。ネット販売の充実ぶりを見せつける格好で、この上半期も大きな健闘を見せた。

 

 ただ、CM展開は決して順風満帆ではなかったようだ。

 

JRAが好評を博して4期連続で採用している『HOT HOLIDAYS!』は松坂桃李高畑充希、土屋太鳳、柳楽優弥葵わかな中川大志といった人気芸能人が競馬場で楽しく遊ぶのがテーマ。しかし、今は新型コロナウイルスの影響で無観客開催が続いていますからね……。見る人によっては不謹慎に見えてしまいますし、関係者も頭を抱えていたとか」(競馬記者)

 

 そういった中で、今回発表された『夏競馬も興奮が止まらない!夏競馬 サンクス&ファイト!キャンペーン』と銘打たれた新CMは、競走馬を前面に押し出した従来のスタイル。過去に競馬ファンを中心に好評を博したCMシリーズを彷彿とさせるような仕上がりで、評判は上々なようだ。

 

 しかし、その一方で「夏競馬と全然関係もない」という厳しい声も聞かれている。



重厚なサウンドを背景に「私たちは戦う」という力強いテロップと共に、ターフの上を走る競走馬たち。そこにはレースだけでなく、新型コロナウイルスを中心とした、今の困難とも戦うという意思が込められているようだ。

 

 しかし、次に出てきたのは何故か5月に終わったはずの日本ダービー(G1)のスタートシーン。その後、画面の中心で躍動するのも、この春に無敗の二冠を達成したコントレイルとデアリングタクト、さらにG1・7勝の女王アーモンドアイといったスターホースばかり……。

 

 最後に「夏競馬も興奮が止まらない!」と取って付けたようなメッセージが現れるが、これでは一部のファンから「夏競馬と関係ない」とツッコミが入っても仕方なのかもしれない。

 

「うーん……『どんな登り坂でも』『私たちは戦う』というのは一見格好良いんですが、そもそも夏競馬は坂のない競馬場が中心ですからね。ゴール前の坂が特徴的な阪神も、今週末で開催が終わってしまいますし。

 

ちなみにCMに出てきたコントレイルは9月の神戸新聞杯(G2)から、デアリングタクトも9月のローズS(G2)か10月の秋華賞(G1)の予定で、アーモンドアイも秋まで休養と、残念ながら夏競馬に出走を予定している馬はいません。CM自体の出来は良いと思いますし、個人的には気に入ってるんですけどね(笑)」(別の記者)

 

 ただ、JRAとしても先月8日に『JRAサマーキャンペーン2020』という名目で、サマーシリーズのCMを公開したばかり。そこには昨年のサマーシリーズの覇者となったタワーオブロンドンや、夏競馬を盛り上げたグルーヴィット、ブラストワンピースらが紹介されているだけに、その兼ね合いもあったのかもしれない。

 

 いずれにせよ、プロ野球Jリーグの有観客試合開始に伴い、競馬場にも間もなくファンが帰ってくるはずだ。今回のCMを見て、コントレイルら「スターホースの走るところを見たい」と思ったファンは、秋まで我慢しよう。