杉山裕也(34=愛知)がインから逃げ切り、昨年9月に続いて地元連覇を飾った。今年は初、通算では18回目の優勝となった。2着には角谷健吾、3着には照屋厚仁が入った。

レースは展示、本番とも123・456の枠なり。軽快なピット離れからインを素早くキープ、スタートはコンマ12とほぼ同体スリットに持ち込み先マイを果たした。1番差しから迫った照屋や追い上げた角谷らを振り切った。

「足は仕上がっていたし、スタートも自信はあった。この優勝をきっかけにさらに上を目指したい。3月から始めたユーチューブでもアピールしていきたい」と晴れやかな表情を見せた。次走は8月5日からの児島だが、同14日からのお盆戦、9月1日からのG2モーターボート大賞と地元常滑のあっせんが続く。「リズムアップできたので地元の利を生かし頑張る」と勢いをぶつける。