JRA札幌芝は驚異の単勝回収率「546%」! アノ馬の札幌記念(G2)参戦を裏付ける驚愕データにラッキーライラックも戦々恐々か
札幌記念といえば、昨年はブラストワンピース、フィエールマン、ワグネリアンが出走した夏競馬を代表するビッグレースだ。今年も大阪杯(G1)の勝ち馬ラッキーライラック、昨年のヴィクトリアマイル(G1)の勝ち馬ノームコアが出走を予定しており、ハイレベルな一戦となることが予想される。
「コントレイル、サリオスに全く歯が立たなかったようにブラックホールは世代トップクラスとは呼び難い存在です。それでも得意の札幌コースとなれば、ラッキーライラックに勝てるとまでは言いませんが、入着のチャンスは十分にあるのではないでしょうか。ゴールドシップ産駒の洋芝適性は目を見張るものがありますからね」(競馬記者)
ゴールドシップ産駒のこれまでの芝成績は以下の通りだ。
芝全体:[29-26-42-228](勝率8.9%、連対率16.9%、複勝率29.8%)
函館・札幌:[6-3-7-18](勝率17.6%、連対率26.5%、複勝率47.1%)
札幌のみ:[3-1-1-4](勝率33.3%、連対率44.4%、複勝率55.6%)
初年度産駒が昨年デビューしたばかりのため、洋芝のサンプル数はまだ少ない。その分、データとしてブレがあるかもしれないが、芝全体での勝率が8.9%に対して、洋芝では倍に近い17.6%の勝率を誇っている点は見逃せない。また、洋芝での単勝回収率は184%と、函館、札幌開催でゴールドシップ産駒が出走すれば、買いとも言える数字だ。
さらに札幌では勝率33.3%で、単勝回収率「546%」という驚異の数字を叩き出している。先週の札幌開催では4頭が出走し、[2-0-1-1]という結果だったため、今年もこの傾向は続いていると言えるだろう。