勝戦は波乱の結末となった。3枠の磯部誠(29=愛知)がダッシュ勢の攻撃を止めて先まくりに成功。今年4度目、尼崎は2度目で前回18年3月の一般戦に続く優勝となった。

進入は3対3の枠なり。好枠2人はやや遅れ気味。ダッシュ勢がスタートを踏み込むが、磯部は猛攻を受け止めて先攻め。これが見事に決まり、バックではあっさり独走態勢を築いた。内を切り込んだ椎名豊(31=群馬)が2着を確保。人気を背負った飯島昌弘(47=埼玉)は3着に甘んじた。磯部の次走は13日から17日まで地元の蒲郡に登場して、25日から30日まで下関SG第66回ボートレースメモリアルに出走予定。