JRA「ラブリーデイVSドゥラメンテ」新種牡馬対決が早くも勃発! 「良血」ジャカランダレーンと「一番星」アスコルターレに注目!
ジャカランダレーン(牝2、栗東・中内田充正厩舎)の父は15年の宝塚記念(G1)、天皇賞・秋(G1)を優勝したラブリーデイ、母は重賞2勝のウリウリでこちらは全弟には(が)16年の日本ダービー(G1)を優勝したマカヒキという超良血馬である。
両親ともに金子真人オーナーの所有馬として活躍した馬だ。父父にキングカメハメハのみならず、母父にディープインパクトまでいるのだから、ここまで来るともはや金子オールスターズといっても過言ではないかもしれない。
勿論、優秀なのは血統だけではない。
7月の新馬戦ではハイペースで流れた阪神の芝1400mを好位から楽に抜け出し、2着馬に4馬身差をつける貫録のデビュー勝ち。牝馬でなければ血統的にもダービー候補といわれても不思議ではない勝ちっぷりだった。
好発を決めると直線では2番手から抜け出して上がり3ハロン34秒2の切れ味で勝利。現在でこそ、新潟開催で勝ち星を量産しているドゥラメンテだが、意外にも6月の開催では勝ち上がりが遅かった。そんななか、唯一の勝利を挙げたのがアスコルターレである。
完成度ではジャカランダレーンかもしれませんが、甲乙つけがたい2頭といえるのではないでしょうか」(競馬記者)