JRA武豊コパノキッキングはまさかの“選択ミス”!? サマーチャンピオン(G3)で注目のコンビ結成もプラスとならない可能性も……
12日に佐賀競馬場で行われるサマーチャンピオン(G3)の出走予定馬が3日、佐賀競馬のHPにて発表された。JRAと地方他地区所属の選定馬には変更がなく、佐賀競馬の所属馬で2頭が回避、繰り上がりとなった。
「今回のコンビ結成はオーナーのDr.コパさんが以前から『(コパノ)キッキングには1度、豊を乗せてみたい』と話していたことが影響しているはずです。武豊騎手とは手が合いそうという考えを持っていましたし、いちファンとしても見てみたいと思っていたようです。ようやく念願が叶ったというわけです」(競馬記者)
だが、今回の乗り替わりに不安要素があるという声が聞こえる。
ヤマニンアンプリメの近3走で手綱を取ったのは武豊騎手です。ヤマニンアンプリメではなく、コパノキッキングを選んだ形となりましたが、この“選択”が間違いだったという結果になってもおかしくありませんね」(別の記者)
今回、ヤマニンアンプリメに騎乗するのは川田将雅騎手。現在、C.ルメール騎手とリーディング争いをしているトップジョッキーだ。さらに、今年すでに交流重賞5勝を挙げており、現在3連勝中と絶好調である。佐賀は川田騎手の地元であるというで、川田騎手はより闘志を燃やすのではないだろうか。
そして、武豊騎手から川田騎手への乗り替わりがプラスとなるデータも存在する。
実際に、プリンシパルS(L)、1勝クラスと2戦連続で2着だったポタジェも、川田騎手に乗り替わりとなったレースで勝利している。つまり、川田騎手に乗り替わりとなることが、武豊騎手で惜敗した馬にとってカンフル剤となり、勝利するというケースが多いのだ。