20年のグランプリ&クイーンズクライマックス出場をかけた戦いは、7カ月が経過した。男子は峰竜太がSG鳴門オーシャンを制して、獲得賞金は1億円を超えた。女子は平山智加がレディースチャンピオン4年ぶりの出場で初優勝。獲得賞金1位に立った。

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★グランプリ 7月にSG鳴門オーシャンCを制した峰竜太が、獲得賞金トップに躍り出た。2位以下は吉川元浩、篠崎仁志、徳増秀樹と今年SGを優勝した選手が続く。6位の白井英治は地元下関でのSGメモリアルが控える。蒲郡チャレンジカップはフライング休みで選出除外となり、メモリアルとダービーで賞金加算を狙う。一方、桐生順平は12位、石野貴之は14位となかなか調子が上がらない。特に、石野はフライングで下関メモリアルに出場することができなくなった。2年連続のグランプリ制覇へ向けて、そろそろ復調したい。

★クイーンズクライマックス プレミアムG1多摩川レディースチャンピオンを制した平山智加が、女子賞金ランク1位。年末のクイーンズクライマックス出場がほぼ決定的となった。2位守屋美穂、3位小野生奈も着実に賞金を加算。優出3着だった細川裕子も7位にジャンプアップした。9年連続9回目の出場を目指す寺田千恵は9位。7月住之江でデビュー初優勝を達成した土屋南が13位と奮闘する。3月鳴門レディースオールスター覇者の岩崎芳美は14位に付ける。一方、遠藤エミは15位ともうひと息。地力上位の選手だけに巻き返しは十分ある。