JRA 小倉記念(G3)角居勝彦厩舎“ウオッカの仔”タニノフランケル激走の鍵は『やる気スイッチ』!?
オープン入りしてから1年9カ月経つが、いまだに重賞勝ちがなく、勝ち切れないために獲得賞金金額が1億円に届かず9200万円止まり。現在はスランプに陥り、管理する角居調教師も頭が痛いところだろう。
4歳に中山金杯(G3)3着、小倉大賞典(G3)2着と連続して結果を出し始めて、いよいよ本格化してきたと思われたのだが、以後9戦連続馬券圏外に沈んで現在に至っている。血統的バックボーンを考えても、かなり高いポテンシャルを秘めていると思われるだけに、何かのきっかけ一つで、その能力が開花することも十分に考えられる。
そして、今回鞍上には“元主戦”の幸騎手が2年ぶりに戻ってきます。これまでタニノフランケルで2勝しているジョッキーなので、この馬を手の内に入れていることでしょう」(競馬記者)
幸騎手はタニノフランケルについて「能力はある馬。前向きさが足りないところがあるので『やる気スイッチ』を入れられたら」(『日刊スポーツ』より)と語っている。タニノフランケルが変わってくる可能性は十分にある。