JRA友道康夫「いつもと違う」マカヒキ札幌記念(G2)回避へ。思い出されるのは、あのダービー馬の凡走劇……

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 19日、札幌記念(G2)に出走を予定していたマカヒキ(牡7歳、栗東友道康夫厩舎)が同レースを回避することが明らかになった。

 

 同日、朝に最終追い切りを行った後、友道調教師から回避が発表された。理由については「調教後の表情や雰囲気がいつもと違った。獣医に診てもらったが、今のところ何ともないようだが、いつもと違う感じがする」と話している。

 

 昨年のジャパンC(G1)では12番人気ながら4着に入り、復調気配を見せていたマカヒキ。2016年のダービー馬は、同年のニエル賞(G2)を最後に、約4年間勝利から遠ざかっていた。だが、札幌記念は一昨年に2着と好走したレース。復活には持って来いの舞台だっただけに、無念の出走回避となった。

 

 G1馬が4頭出走するはずだった札幌記念マカヒキが回避したことにより、1頭減って3頭となる。G1・3勝のラッキーライラックはマイル~2200mの距離でG1を勝利しているが、ノームコアとペルシアンナイトはマイルG1馬。2000mで行われる札幌記念は距離が長い可能性があるため、ラッキーライラックが有利という見方がより強まったのではないだろうか。

 

 また、友道康夫厩舎は今年の夏競馬に5頭を送り込み、1勝、2着2回と好成績を残していただけに、マカヒキもこの流れに乗りたかったところだ。だが、名伯楽が感じた「違和感」を信頼するに越したことはないだろう。

 

 友道厩舎の調教時の異変といえば、今年の宝塚記念(G1)が思い出される。

 

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 このレースには、後輩ダービー馬にあたる僚馬のワグネリアンが出走したものの、13着に大敗した。馬場状態を考えれば、前半1000m通過60秒0は速い流れ。2番手からレースを進めたワグネリアンにとって厳しいレースだったのは確かだが、あまりにも散々たる結果だ。

 

 レース後、福永祐一騎手は「4コーナーで手応えが無かったです。調教から息遣いが気になっていて、レースでもそうでした。バッタリ止まるペースでもないと思いますし……」とコメントを残した。

 

「この時のワグネリアンの最終追い切りは栗東芝コースで行いました。CWコースで行った1週前追い切りより、時計も遅く、物足りない内容でした。福永騎手が調教から息遣いが気になったと話しているように、万全の状態ではなかった可能性が高そうですね。

 

マカヒキは獣医の判断では問題なしということですが、7歳馬ですし大事を取っての出走回避ということでしょう。ワグネリアンのこともありましたので、より慎重な判断を下したのかもしれませんね」(競馬記者)

 

 札幌記念に出走することはできなかったマカヒキだが、秋には万全の状態でターフに戻ってくることを願いたい。昨年他界したディープインパクトを父に持つダービー馬は、7歳シーズンにもうひと花咲かせることができるだろうか。