予選3位通過の平尾崇典(47=岡山)が、準優10Rを危なげなく逃げ切った。

相棒の70号機は複勝率32・1%ながら、前節の優勝エンジン(山地正樹)。平尾も今節序盤に3連勝するなど、ここに来ての上昇が目立つ。

「ずっとノーハンマー。本当に何もしていない」と言うものの、違和感もないわけではなさそうで「いいエンジンなんだけど雰囲気が…」と完調とは言い難い本音もチラリ。優勝戦当日の「朝、気温や湿度を見ながら調整を考える」。

勝戦は3枠。前期はフライングの影響により“最強のB2”として戦ったが、7・30の勝率を挙げてA1に即復帰した。

今年の優勝は8月丸亀の1度にとどまっている。ただ、通算80度の優勝のうち、地元・児島は22度と好相性。さらに児島のお盆シリーズ「天領杯」は直近の17年8月を含め過去3度V。

18年5月のゴールデンウイーク開催以来、約2年3カ月空いている地元Vに向けて、万全の態勢を作る。