中年太郎の競馬ニュースまとめ

ギャンブル速報&ニュースまとめの中から競馬関連を抜粋した内容のみ投稿をしていきます!

JRA札幌記念(G2)横山親子対決の裏で「兄弟対決」が勃発! 大金星が印象的な兄か、勢いに乗る弟か、勝負の行方は……

5QMYE33wX3eKnzo1597918634_1597918638
 23日、札幌競馬場で「サマー2000シリーズ」の第4戦・札幌記念(G2)が行われる。サマーシリーズの行方を占うとともに、秋競馬にもつながる重要な一戦だ。

 

 今年はG1・3勝の実績を誇るラッキーライラックが断然人気に推されることが予想される。6着に敗れた宝塚記念(G1)からの巻き返しに期待がかかり、このレースの結果が秋のローテーションを大きく左右するかもしれない。初の洋芝がどう影響するかにも注目が集まる。

 

 また、横山親子の対決も見どころの一つだ。9日のエルムS(G3)で初めて、親子3人揃い踏みでの重賞対決となった。結果は、横山和生騎手が4着、横山典弘騎手が5着、横山武史騎手が14着。人気順通りでの決着となり、長男が最先着を果たした。

 今回は典弘騎手がノームコア、和生騎手がトーセンスーリヤ、武史騎手がイェッツトに騎乗を予定している。下馬評では父が1歩リードと言ったところだろうか。親子対決がどうなるかも楽しみである。

 そんな中、札幌記念ではひっそりと“兄弟対決”も行われる。

 それはドレッドノータス(セン7歳、栗東矢作芳人厩舎)とカウディーリョ(牡4歳、美浦堀宣行厩舎)による対決だ。

 2頭の母であるディアデラノビアは現役時代に重賞3勝、G1でも3着3回という実力馬。ドレッドノータスとカウディーリョも母と同じキャロットファームの所有馬で、今回初めて対決が実現した。

 兄ドレッドノータスは昨年の京都大賞典(G2)の勝ち馬。グローリーヴェイズらの強敵相手に勝利した実力は侮れない。これまでの洋芝コースの成績は【0,0,2,4】と奮わないが、着外はすべて6着以内と大崩れはしていない。また、ハービンジャー産駒は洋芝で好走傾向があるため、札幌コースがマイナスになることはないだろう。

 それに対して、弟カウディーリョは勢いに乗る4歳馬。前走の函館記念(G3)で1番人気の支持を集めるも、7着に敗れて初重賞制覇とならなかった。だが、最後の直線で進路が狭くなったことが敗因に挙げられるため、まだまだ見限れない。札幌コースは2戦2勝の得意舞台であるため、改めて実力を発揮できるはずだ。

 ちなみに、3月のダイオライト記念(G2)で実現したアナザートゥルースとサウンドトゥルーの兄弟馬対決は弟のアナザートゥルースが勝利。兄のサウンドトゥルーは3着に敗れた。今回の兄弟はいったい、どちらに軍配が上がるだろうか。

 20日現在、『netkeiba.com』の予想オッズではドレッドノータスが11番人気、カウディーリョが9番人気と人気薄が予想されている。もし、この2頭での決着となれば大万馬券間違いなしだ。

 札幌記念は横山親子対決以外にも、ディアデラノビラの仔による兄弟対決にも注目いただきたい。