【安井雅彦・得ダネ大好きスペシャル】

5日目は10R3枠の中田竜太に狙いを定めます。4日目5Rは2着、11Rは5コースからまくり差したが5着でした。予選は9位での通過。今節出場メンバーでは実績抜群の中田としては物足りない成績ですが、これには理由があります。

中田が駆る57号機は2回前に石川真二が優出(2着)しましたが、その時にピット離れ仕様にたたかれた特殊なペラの形が、そのまま残っていました。中田は前検から、そのペラの癖を直す作業に追われました。3日目になって、ようやく癖が取れ、自分用に足を仕上げてきたのです。

「今日(4日目)は合ってなかった。足は普通よりいいですよ。準優までに合わせたいです」。エンジンのパワーは上々。調整さえ合えば、G1優勝3回を誇る腕がものをいいます。住之江では優勝経験もあり、今年5月のSGオールスターでも準優に進むなど得意水面です。

10Rの進入は枠なりの3対3を想定。中田は3コースから鋭いスタートで1Mを攻略。まくり差してバックで突き抜けます。舟券はインで粘る南佑典、気配まずまずの平田忠則、沢田昭宏を相手に(3)(1)、(3)(2)、(3)(4)流し12点で勝負です。