中年太郎の競馬ニュースまとめ

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JRAサトノアーサー重賞制覇よりも“帰省”のリフレッシュ効果!? 「勝率30%超え」戸崎圭太が新潟で無双状態になった理由とは……

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 先週の新潟開催で活躍が印象的だったのは、江田照男騎手ではないだろうか。

 

 土曜のメイン日本海S(3勝クラス)では、14番人気ソロフレーズで勝利。3連単の配当が672万円という驚異の大万馬券を演出した。日曜も、6Rの新馬戦を3番人気 フレンドパルで制し、最終レースも6番人気ゼヒニオヨバズで逃げ切り勝ちと、次々と穴をあける大活躍だった。

 

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 実は、その江田騎手を上回る成績を新潟で残していたのが、戸崎圭太騎手だ。

 

 先週末の戸崎騎手の成績は[4-2-2-5]で、勝率30.8%、連対率46,2%、複勝率61.5%だった。単勝回収率は158%で江田騎手の733%に及ばないが、それ以外は新潟で騎乗した他のジョッキーを圧倒している。また、勝率では札幌で騎乗したC.ルメール騎手の29.4%をも上回る数字だ。

 

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 昨年、11月に落馬負傷した戸崎騎手。今年の5月に復帰を果たし、これまでに23勝を挙げて関東リーディング13位まで浮上している。16日の関屋記念(G3)ではサトノアーサーを勝利に導き、復帰後初の重賞制覇となった。

 

 関東を代表するトップジョッキーが着実に調子を取り戻している。そこに来て、先週の好成績。これにはあることが影響しているかもしれない。

 

 詳細については本サイトをご確認いただきたいのだが、『競馬ラボ』の連載インタビューコラム『週間!戸崎圭太』にて近況を報告している。



 19日、戸崎騎手は交流競走に騎乗するために、復帰後初めて古巣・大井競馬場を訪れた。その時に、昨年の落馬事故の加害馬に騎乗した矢野貴之騎手から「帰ってきてくれて嬉しく思うし、一緒に乗れることが嬉しい」と喜ばれたことを明かしている。また、矢野騎手について「責任を心の中に感じながら乗っていたと思います」と戸崎騎手は心配していたようだ。

 

 落馬事故から8か月、久々の再会に2人は胸の奥にあった“心配事”がスッキリしたのではないだろうか。戸崎騎手は「矢野も吹っ切れて、ガンガン乗って、いい騎乗をみせてほしいと思います」と話しているが、これは自身にも当てはまるかもしれない。

 

 それから3日後に、新潟競馬場で戸崎騎手は大活躍。少なからず、大井競馬場を訪れたことはいい方向に働いたのではないだろうか。

 

 今週末の新潟2歳S(G3)で戸崎騎手は、同コースの未勝利戦で4馬身差をつけて勝ったショックアクションに騎乗予定。今年2勝目の重賞制覇があってもおかしくないだろう。

 

 すでに夏競馬は終わりに近づいているが、戸崎騎手の調子はまだまだ右肩上がりのはずだ。