【12R:優勝戦・決断】

藤原がデビュー2度目の優勝に王手をかけた。準優11Rは他艇を寄せつけず逃げ切った。課題だった乗り心地を上向かせるなど59号機のパワーを存分に引き出している。住之江はデビュー初優出を飾っており水面相性もいい。ここは先マイあるのみだ。

対抗は南。4度の優勝を誇る83号機はエース格のパワーがある。準優10Rも危なげなく押し切った。2コースから力強く差して、藤原に食い下がる。ベテラン平田も回り足を強力に仕上げた。ここは巧みにさばいて勝機を探る。末永は外マイで連を狙う。

藤原 バランスが取れていいですね。出足、回り足、行き足が良くて、伸びも上はいるが上位。スタートもしやすい。

南 エンジンは変わらずに、全体にバランスが取れていて悪くないですね。優勝戦に向けても、何もしなくてもいいくらい。

末永 回転を止める調整をして、伸びや乗り心地が良くなった。これをベースにする。スタートは早過ぎるので、集中する。

平田 (準優は)しっかり差したと思ったが慌てた。ターン回りなどレースでの足がいい。しっかり回れる足を作りたい。

中山 準優はペラをやり過ぎて調整を外していた。前半(2R)のままなら出足、回り足が抜群にいいです。

松崎 足は全体的に中堅で、出足と伸びは普通くらい。乗りにくさがあるのでしっかり調整して求めていきたい。