JRA武豊ピンクカメハメハVS白毛一族の期待馬ソダシが激突! 有力素質馬が虎視眈々【札幌2歳S(G3)展望】

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 5日(土)、札幌競馬場で開催される札幌2歳S(G3、芝1800m)。来春の3歳クラシックを目指す馬たちが集結したが、まずピンクカメハメハ(牡2、栗東森秀行厩舎)に熱視線が送られている。

 

 ピンクカメハメハは父リオンディーズ、母タバサトウショウ、母父ダンシングブレーヴという血統だ。半姉には05年宝塚記念(G1)を制したスイープトウショウがいる良血馬である。


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 7月19日(日)の函館5R新馬戦(芝1800m)を武豊騎手とのコンビで逃げ切り勝ち。後方からかかり気味に上がってきたゾディアックサインに先頭を譲るものの、直線入り口で再び先頭へ。そのまま後続を突き放し、2着に4馬身差をつけて快勝してみせた。

 

 1週前追い切りは武豊騎手が騎乗し、芝コース5F62秒2、ラスト1F12秒ジャスト(馬なり)でまとめた。武豊騎手は「動きはいい」と好感触、「テンションの高いところがあるので落ち着いて臨めれば」とコメント。最終追い切りまでにどのように修正してくるかが注目だ。ここを勝ってクラシックの足掛かりとしたいところだろう。

 

 祖母シラユキヒメ、母にブチコを持つ白毛馬ソダシ(牝2、栗東須貝尚介厩舎)は、白毛馬初となる芝重賞制覇を狙う。


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 7月12日(日)、函館5Rの新馬戦(芝1800m)では、逃げ馬の直後につける2番手からの競馬で直線楽に抜け出して快勝。2着には2馬身半差をつけた。レース後に、吉田隼人騎手は「自信がありました。今日は能力通り」と余裕たっぷりのコメントを残している。

 

 今回も吉田隼騎手が継続騎乗。白毛一族の非願成就なるか。

 

 バスラットレオン(牡2、栗東矢作芳人厩舎)は、今回も気風の良い逃げっぷりを見せたい。

 

 7月26日(日)のデビュー戦(芝1800m)を逃げて快勝。マイペースに持ち込むと、直線に入っても脚は鈍ることなく、余力十分で逃げ切り勝ちを収めている。


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 手綱を取った藤岡佑介騎手は「見ての通り良いパフォーマンスだったと思います」と振り返り、「スピードに余裕があり、ギアもまだ上がりそうです」と今後も成長が見込めると明かしている。


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 札幌2歳Sは坂井瑠星騎手との新コンビで挑戦するが、キーンランドC(G3)をエイティーンガールで制した若武者の手腕に期待したい。

 

 ウインルーア(牝2、美浦青木孝文厩舎)も不気味な存在だ。

 

 6月13日(土)2歳新馬戦(芝1200m)は11着と大敗。だが、距離を延長して2歳未勝利(札幌芝1800m)に向かうと好位追走から、上がり最速の脚を発揮して勝利を飾った。

 

 このレースは1番人気のギャラントウォリアが単勝オッズ1.8倍、続いてアークライトが1.9倍に支持されていた。この2頭を3番人気のウインルーアが撃破したが、JRA単勝オッズ1倍台の馬が2頭出走し、かつ敗れたのは1990年1月27日東京1R以来、30年半ぶりの出来事だった。

 

 重賞の舞台でも大番狂わせを見せるか!?



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ユーバーレーベン(牝2、美浦手塚貴久厩舎)は、前走で父ゴールドシップを彷彿とさせるパワフルな走りを見せた。

 

 6月14日(日)に不良馬場の中で行われた2歳新馬戦(芝1800m)。戸崎圭太騎手を背にしたユーバーレーベンはゲートで後手に回るも、二の脚を使って中団につける。ロスなくインを回ると、直線では道悪を物ともせずに外から脚を伸ばし、キッチリと差し切って見せた。

 

 パワーが必要とされる洋芝の札幌競馬場だが、ユーバーレーベンにとっては問題ナシ。新潟のマイル重賞を連勝中の戸崎騎手の継続騎乗は心強い。

 

 この他にもC.ルメール騎手と新コンビを組む予定のジオルティ、前走の2歳未勝利(函館1800m)で2着に5馬身差の逃げ切り勝ちを収めたウイングリュック、10番人気の下馬評を覆してデビュー戦Vを飾ったアオイゴールドらがスタンバイ。今年の北海道開催最後の重賞制覇を狙う。

 

 札幌2歳Sは15時25分発走予定。来年のクラシックに名乗りを挙げるのはどの馬になるのだろうか。