JRA新潟記念(G3)カデナ「鬼脚炸裂」の大チャンス到来! 展開不向きの宝塚記念(G1)は度外視可能!?
その後、向かった大阪杯(G1)でも最後方から切れ味鋭い末脚を武器に4着と健闘。馬券圏内までは0秒1差届かなったものの、上位陣を脅かす走りを見せた。だが、続く宝塚記念(G1)では得意の後方からの競馬をするも振るわず、12着と惨敗を喫している。
「新潟競馬場は、先週から1000m戦以外の逃げ切りはナシ。開催が進んで馬場が傷んできたことも影響しているのか、完全に差し馬有利の傾向が出てきているようです。
「カデナは今回の新潟記念で、メンバー最重量となる58キロの斤量を背負うことになりました。今年の宝塚記念で58キロを背負い12着、また昨年の天皇賞・秋(G1)も斤量58キロで出走し、13着に終わっています。
ただこれは斤量以前に、G1のメンバー相手に力負けと考えたほうがよさそうです。今回のメンバー相手で、さらに差し有利の新潟ならば、58キロを背負っても五分に戦うことができるはず。ここは期待してもいいのではないでしょうか?」(競馬記者)
1年ぶりに訪れた越後の地で、見る者の度肝を抜く大胆な大外一気が炸裂することに期待したい。