オールドファンからも一目置かれる、びわこの中間整備。前節は大挙7基のエンジンに中間整備が入ったが、今節も5基のエンジンに中間整備が入った。

◇33号機…キャブレターとギアケース、さらにキャリアボデーを交換。ベテラン吉本正昭の手に渡った。「数字ほど悲観はしていない。伸び切れば一緒。あとは手前に来てくれれば」。

◇36号機…2節連続の中間整備では、再びギアケースを交換。地元の沢田尚也は「行き足がなさ過ぎて、スタートが届かない」と早速ペラをたたいた。

◇39号機…こちらも連続の中間整備となり、シリンダケースに加えて再度ギアケースを交換。池田剛規は「下がるとかはなく、少し分がいい。でも出足と行き足が不安。ギアを点検します」。

◇52号機…ギアケースとキャリアボデーを交換。待鳥雄紀は「手前の上がりや中間速が良かった。(前検は波があったが)乗り心地も悪くない」と手応えを口にした。

◇64号機…連続の中間整備ではシリンダケースとギアケースを交換。秋田健太郎は「行き足が悪くて置いていかれる。周回を重ねるとエンジンがバテていく。ペラでごまかしたい」とため息。