JRA紫苑S(G3)マルターズディオサ「No.1」の実績はここでも通用!? 敗因ハッキリのクラシック2戦「完全休養」で状態に自信
桜花賞は、レース当日の雨で重馬場発表。レース後に田辺騎手が「やはり馬場が応えた気はします。最後の100mくらいは歩いてしまいました」と話したとおり、馬場によるところが大きかった。
前走のオークスでは2400mという距離に加え、外枠に入り終始外々を回される厳しい競馬。陣営も「2000mならこなせる」と話しており、少なからず距離の影響はあったはずだ。
さらに、この日はイレ込みがきつく、馬体重も新馬戦を下回る434㎏。状態自体が下降気味だったのも否めないところだろう。
そんな事もあり、この夏は「完全休養」で英気を養ったマルターズディオサ。秋初戦を迎えるにあたり、状態は確実に良くなっているようだ。
陣営は馬体重に変わりはないとしながらも「しっかり休んで、たくましくなった。落ち着きもあるし、クラシック2戦よりも明らかにいい」と状態に自信を覗かせている。
実績はここでも「No.1」。
落ち着きもあるし、条件も悪くない……力どおりに走れるようなら、自ずと結果はついてくるはずだ。