中年太郎の競馬ニュースまとめ

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JRA C.ルメール、M.デムーロ「因縁」の対決!? アルマドラードVSシテフローラル! 日本ダービー馬とグランプリホースの弟が新馬戦で激突

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 新馬戦で日本ダービー馬とグランプリホースの弟同士が激突する。

 

 11日、東京・芝2000mの新馬戦に、アルマドラード(牡2歳、美浦藤沢和雄厩舎)とシテフローラル(牡2歳、美浦堀宣行厩舎)が出走予定だ。



 両馬は、ともにG1ホースの弟。アルマドラードの兄レイデオロ日本ダービー(G1)、天皇賞・秋(G1)とG1を2勝したのに対し、シテフローラルの兄サトノクラウン香港ヴァーズ(G1)、宝塚記念(G1)とこちらもG1を2勝した。

 

 アルマドラード、シテフローラルにとっては、お互い因縁の相手といえるだろう。

 

 この兄2頭は同時期に活躍し、現役時はジャパンC(G1)とドバイシーマクラシック(G1)で対戦。ともにレイデオロが先着している。

 

 ジャパンCでは、同舞台の日本ダービーを制していたレイデオロが2着に対し、サトノクラウンが10着。ドバイシーマクラシックでは、レイデオロが4着で、サトノクラウンが7着だった。

 

 ドバイシーマクラシックメイダン競馬場で行われており、芝コースはバミューダグラスに洋芝のペレニアルライグラスをオーバーシードした馬場。バミューダグラスは日本で使用している野芝同様、匍匐茎(ほふくけい)という地中に広がる茎を持っており、日本の馬場に近いといえるだろう。

 

 最後の直線も450mと長く、日本馬のステイゴールドハーツクライジェンティルドンナが同レースを制している。


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 サトノクラウン持込馬で、父母ともにアイルランド生産馬。父マルジュ、母父ロッシーニの馬名を日本であまり聞かないのはそのためだ。

 

 単純にレイデオロの方が強かったというのは早計であり、持込馬であるサトノクラウンよりも、日本的な血統であるレイデオロの適性が高かった可能性もあるだろう。

 

 今回、弟たちが新馬戦で対戦する舞台は東京・芝2000m戦。



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 ともに全弟であれば、天皇賞・秋を制しているレイデオロの弟・アルマドラードに軍配が上がりそうだ。



 しかし、サトノクラウンの弟・シテフローラルは、父がマルジュからディープインパクトに替わり、日本仕様になっているのも今回の見どころだ。

 

 鞍上は、アルマドラードにC.ルメール騎手、シテフローラルにM.デムーロ騎手が騎乗予定。両馬ともに、兄でG1勝利を収めているジョッキーが騎乗するだけに、当時の再戦ムードを漂わせる。

 

 レイデオロの弟・アルマドラードが力を見せつけるのか、それともシテフローラルが兄の仇をとるのか――

 

 良血馬同士、因縁の対決が今から楽しみだ。

 

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