現役引退を表明していた女子ボートレーサーのパイオニア・鵜飼菜穂子(61=愛知)が、「ヴィーナスシリーズ第15戦・常滑シンデレラカップ」最終日8Rでラストランを行い、見事1着で締めくくった。

最後は1枠で楽な1コース進入。こん身のトップスタートを決めて、本領のイン先制。後藤美翼のまくりを難なく振り切った。

鵜飼は、長らくボート界を引っ張ってきた。女子初のSG準優進出や、女子王座決定戦(現・プレミアムG1レディースチャンピオン)3連覇など、数多くの記録を残して、カポックを脱ぐ。