JRAコントレイルの「最強タッグ」注目2歳馬ポールネイロンに不吉な予兆!? 単勝1.3倍で明暗分けたJBC…… 「負の連鎖」を払拭できるか
なお、大井競馬場で行われたJBCレディスクラシック(G1)は2番人気ファッショニスタ、JBCスプリント(G1)は8番人気サブノジュニア、そしてJBCクラシック(G1)は1番人気クリソベリルがそれぞれ優勝した。
その一方、JBCレディスクラシックで1番人気のマルシュロレーヌは3着、JBCスプリントで1番人気のジャスティンは8着に敗れた。大井で行われた前哨戦であるレディスプレリュード(G2)と東京盃(G2)の勝ち馬ということで期待されたが、人気を裏切る結果となった。
特に、マルシュロレーヌは単勝オッズ1.3倍という圧倒的な支持を集めていただけに、まさかの敗戦と言えるだろう。JBCクラシックを制したクリソベリルも同じ単勝オッズだったことを考えれば、明暗を分ける結果である。
この1番人気で敗れた2頭に共通するのは、オルフェーヴル産駒ということだ。
芝、ダート問わず活躍馬を輩出しているオルフェーヴル。来週のエリザベス女王杯(G1)に出走予定のラッキーライラックが芝の代表産駒である。ダートでもG1馬誕生となれば種牡馬としての評価は上がるはずだったが、うまくいかなかった。
「現在、オルフェーヴル産駒のG1馬はラッキーライラックとエポカドーロの2頭がいます。いずれも芝中距離のイメージですが、同産駒の特徴は芝ダート、距離不問のオールラウンダーということです。2017年から4世代しかデビューしていないので、若い世代から様々な活躍馬が誕生するかもしれませんね」(競馬記者)
9月のデビュー戦(中京芝1400m)を逃げて8馬身差の圧勝。続く、ききょうS(OP)も逃げてレコード勝ちという圧巻の走りを見せているポールネイロン。藤岡佑介騎手は「いいスピードのある馬。初戦よりキツいラップでしたが、最後までよく踏ん張ってくれました。強い勝ち方でしたね」とコメントしていることからも、かなりの能力を秘めているはずだ。
だが、今回のJBCでオルフェーヴル産駒は1番人気ながら、まさかの連敗……。実は、この2頭はともに矢作厩舎の管理馬である。「オルフェーヴル産駒×矢作厩舎」の不振はポールネイロンにとって、いい流れではないだろう。
コントレイルタッグが送り込む注目のオルフェーヴル産駒は、この状況を断ち切ることができるだろうか。まだ、レース
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