中年太郎の競馬ニュースまとめ

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JRAジャパンC(G1)「幻の1番人気」があのレースに出走か!? 「3強」ドリームマッチを尻目に、「史上初」大挑戦プランの可能性が急浮上

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衝撃の連闘があるのだろうか。

 

 29日、東京競馬場ジャパンC(G1)が開催される。コントレイル、デアリングタクト、アーモンドアイの3冠馬3頭によるドリームマッチを多くのファンが楽しみにしていることだろう。

 

 24日現在、『netkeiba.com』の予想オッズは以下の通りとなっている。

 

1番人気 アーモンドアイ 2.2倍
2番人気 コントレイル 2.8倍
3番人気 デアリングタクト 3.0倍
4番人気 カレンブーケドール 20.1倍

 

 4番人気が単勝20倍台となっている一方で、上位3頭は2~3倍の想定。まさに3強対決の様相となっている。

 

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 だが、この予想オッズで1週間前に1番人気想定となっていたのはヨシオ(牡7歳、栗東森秀行厩舎)だった。

 

 キャリア68戦を誇るヨシオが芝レースを走ったのは、5年前のデビュー戦のみ。実に67戦はダートレースに出走しており、さらには重賞未勝利。東京芝2400mで、国内外の有力馬によって争われるジャパンCの出走馬としては、異質な存在と呼べるだろう。

 

 そんなヨシオがジャパンCに登録を行った際、SNS上では「何かの間違いでは」「ヨシオが迷い込んだ」とファンの間で話題になった。また、「最強馬が登場」「4強、いや1強か」といった悪ノリとも捉えられるような声も……。

 

 その結果、16日時点の予想オッズで単勝1倍台の1番人気想定になるという事態に発展した。

 

 これに対して運営側は「netkeiba.comでは予想大会『俺プロ』の投票データを用いて『予想オッズ』を算出しておりますが、ジャパンカップの予想オッズが想定されるオッズと大きく乖離していましたため、予想オッズに関しまして、適切な調整を行いました」と対応したことを発表。ヨシオが与えた衝撃がいかに大きかったか分かるだろう。

 

 23日、栗東坂路で行った追い切りでヨシオは4ハロン51秒5をマーク。大舞台に向けて順調に調整が進められている。

 

「ヨシオの登録には驚きましたね。23日の霜月S(OP)にも登録を行っていたので、てっきりこっちに向かうのかと思ったんですが、出走しませんでした。

 

さすがにジャパンCで1番人気になることはないと思いますが、意外と単勝人気はあるかもしれません。これだけ話題になったので、記念馬券を購入するファンも多くいると思いますよ」(競馬記者)

 

 3強とは違った形で注目を集めているヨシオだが、またしても驚きの発表があった。



 23日、チャンピオンズC(G1)の登録馬が発表された。フルゲート16頭に対し、18頭が登録を行った。

 

 なんと、その中にヨシオの名前が入っているのである。ジャパンCに続いて、主戦場であるダートの頂上決戦にも出走の可能性が浮上した。

 

「賞金順では出走可能となっており、もしかすると連闘で出走ということもあるかもしれません。それにして2週続けて驚かされましたよ(笑)」(同)

 

 ジャパンCからチャンピオンズCへ連闘で出走した馬は、前身のジャパンカップダートを含めても1頭もいない。もし、これを実現するようならヨシオは歴史に名を残す1頭となる。

 

 いったいヨシオはこの秋どのような道を歩むのだろうか。

 

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