高田ひかる(26=三重)が優勝戦も猛烈パワーで圧倒してくれそうだ。今節は枠番問わず上位着を量産し、桁違いの足をまざまざと見せつけてきた。

「全部の足がいい。レーサーになってから3本の指に入るくらい。伸びを重視した調整だったけど、準優はターン回りも大事にして調整した」。今節は伸びに特化させたり、いろいろと調整を試してきた。それでも足落ちすることなくトップの足で安定。好素性のエンジンがそろう女子の中でも、ひとり抜けたパワーを誇っている。しっかり逃げて19年6月津以来の優勝を果たす。