中年太郎の競馬ニュースまとめ

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パチンコ店お客が「壮絶な殴り合い」!? 警察出動の「緊急事態」発生

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ホールで遊技していると、隣のお客様の遊技態度が悪く不快な思いを我慢しなければならない…そんな経験は皆さんもあると思います。

 

 隣の人の足が自分の遊技スペースに及んでいたり、台の音量をマックスにされて自分の台の音が聞こえないなど。いろいろありますが、これらの行為は本当に迷惑に感じるものです。

 

 私の場合、あまりにひどい時は台移動するのですが、自分の台が好調だった場合は容易に移動できません。そういった場合は「気になる行為を止めてもらう」ようにお願いするのですが、やり方を間違えると怒らせてしまう危険があります。

 

 自分で直接注意してしまうと、相手が逆上してお客様同士のトラブルへ発展する可能性があるので非常に危険です。だからこそ、迷惑行為を止めてほしい際は、店員にお願いしてやんわりと注意してもらうのが一番だと思います。

 

 私がホール店員だった頃も、お客様同士のトラブルは非常に多かったですが、一番よくあったケースが、「ボタン叩きがうるさい」とお客様が指摘するというものです。

 

 投資がかさんでイライラしていたり、熱くなってボタンを強打している場合が多く、そのような状況の方に注意をするのは、火に油を注いでいるようなもの。怒りの矛先が、注意したお客様へ向いてしまう事も少なくありません。

 

 時には怒鳴りあいの喧嘩へと発展するなど、強烈なトラブルもございました。こういった場合、私がいたホールでは直接解決に向けた仲裁などの関与はできません。店の外で解決してもらうように促し、収拾がつかなそうな場合は警察を呼びます。お客様同士のトラブルは、ほとんどが大事にならずに解決するのですが…。

 

 過去に一度だけ「壮絶な殴り合い」へと発展してしまったことがありました。



 

ある日、週に一度は来店されていた常連様がパチスロを打っておりました。その方は20代前半と思しきヤンチャな印象で、遊技態度はあまりよくありませんでしたが、店員とも世間話をしたりする友好的なお客様でした。

 

 ただ、この方は投資が増えてハマったりすると非常に機嫌が悪くなる傾向があり…その日はかなりイライラして打っていたように見えました。「今日は接客しづらそうだ」なんて思いながらホールを回っていた時、カウンターの女性スタッフが慌てた様子でインカムを入れたのです。

 

「常連様がカウンター前で揉めてます!」私はすぐさまカウンターの方へ行きました。すると例の常連様が他のお客様と怒鳴りあいの喧嘩をしていたのです。どうやらすれ違いざまに体がぶつかった事が原因のようでした。

 

 騒然としている店内。「ぶつかってきたのはオメエだろうが!」店内に響き渡る怒号…あまりの剣幕に私が仲裁に割って入る隙はなく「他のお客様のご迷惑となりますので外にいきましょう」と何度お願いしても聞き入れてくれず、成すすべなく困り果てておりました。

 

 そんな私に救いの手と言わんばかりにホール責任者が仲裁の助太刀にはいり、なんとか二人を外へ連れ出すことに成功しました。「時間が経てばお互い怒りも静まるだろう」と考えながら、なだめるように仲裁していたのです。

 

 ただ、お互い「お前が悪い」という主張が強すぎて、煽りあう形でいつまで経っても喧嘩が終わりません。「埒が明かないから警察を呼んできて」と責任者に言われ、私はその場を離れて警察に連絡をしたのです。「あとは警察がなんとかしてくれる」と心から安堵しながら、喧嘩する二人のもとへ戻ったのですが…。

 

 そこには「衝撃的な光景」があったのです。

 

 服を掴みあって取っ組み合いが始まっており、一人のお客様は鼻から血が出ているではありませんか! 怒り狂った二人は、ついに殴り合いを始めてしまっていたのです。私も慌てて仲裁に入りましたが時すでに遅し。

 

 顔面を殴られた常連様の怒りは頂点へと達し「邪魔すんじゃねえ!一発殴らせろ!」と暴れ狂い、もはや収拾のつかない事態となっていたのです。
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困り果てていたその時、ついに警察が店へと到着。怒り狂っていた二人も、警察の姿を見て少なからず我に返った様子でした。後のことは警察とホール責任者に任せて私はホール業務へと戻ったのです。

「喧嘩両成敗」とでも言いましょうか。警察の対応によって終わりの見えない喧嘩に終止符が打たれ、ホールには再び平和が訪れました。当事者二人は警察から厳重な注意を受けたようです。

 このようなトラブルは滅多に起こるものではございませんが、お客様同士のトラブルはいつ起きても不思議ではありません。もしそのような状況に陥った際は、速やかにホール店員へ報告し、できる限り穏便に解決していただければと思います。