中年太郎の競馬ニュースまとめ

ギャンブル速報&ニュースまとめの中から競馬関連を抜粋した内容のみ投稿をしていきます!

福島勇樹「行き足いい」Vへ納得の仕上がり/平和島

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平和島ボート>◇5日目◇25日

福島勇樹(41=東京)が8月多摩川以来の優勝に近づいた。予選2位通過で迎えた準優11Rはインからトップスタートで飛び出し、危なげなく先マイを決めて逃げ切った。4日目から4連勝に「行き足がいい。伸び返す感じがあるし、ターンはスムーズだった」と仕上がりに納得した。

直後の12Rでは予選トップの山田哲也が2着に敗れる波乱があった。1枠で迎える優勝戦。「スロー向き」と話す舟足を武器に、山田のカド強攻や谷野錬志の1番差しを封じる構えだ。

湖面巧者の西山昇一、6枠からしぶとく迫る/びわこ

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びわこボート>◇5日目◇25日

ベテラン西山昇一(60=愛知)がびわこ巧者ぶりを発揮した。

予選道中は未勝利ながら堅実に舟券に貢献し、予選を14位で突破。5日目は、5Rでしっかり逃げて今節初勝利を飾ると、勢いに乗った準優11Rは鋭角にまくり差して2着を奪取した。びわこは18年10月以来、2年1カ月ぶりの参戦だが、3度の優勝、優出も15度ある得意水面。優勝戦は6枠だが、豊富な経験値を生かして08年6月以来のびわこ優勝を狙う。

吉田拡郎が今年3度目優勝へ、ファイナル1枠/児島

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<児島ボート>◇5日目◇25日

吉田拡郎(38=岡山)が今年3度目の優勝へ、スタートを踏み込む。

準優12Rは、インからコンマ10のトップスタートを決めて軽快に逃げ切った。「かかりがいい。しっかり調整を合わすことができた。優勝戦はスタートに集中します」と納得の仕上がり。優勝戦は岡山、大阪、広島支部から各2人ずつ優出。地元のイン戦でSG覇者の走りを披露する。

菊池宏志、デビュー初優出の経験を生かす/福岡

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<福岡ボート>◇前検日◇25日

菊池宏志(28=山口)がデビュー初優出の経験を今後に生かす。10月びわこルーキーシリーズで優出して6着。「準優でスタートを踏み込み過ぎた(コンマ00)。その分、優勝戦は行けなかった」とコンマ25とスタートで立ち遅れた部分を反省した。

初日は9R4枠の1走。「少し重さがある。そこまで出ていく感じはない」。今後の調整で足を引き出す。

もはやお化け級の足、高田ひかるの優勝が濃厚/鳴門

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<鳴門ボート>◇4日目◇24日

高田ひかる(26=三重)が優勝戦も猛烈パワーで圧倒してくれそうだ。今節は枠番問わず上位着を量産し、桁違いの足をまざまざと見せつけてきた。

「全部の足がいい。レーサーになってから3本の指に入るくらい。伸びを重視した調整だったけど、準優はターン回りも大事にして調整した」。今節は伸びに特化させたり、いろいろと調整を試してきた。それでも足落ちすることなくトップの足で安定。好素性のエンジンがそろう女子の中でも、ひとり抜けたパワーを誇っている。しっかり逃げて19年6月津以来の優勝を果たす。

JRAジャパンC(G1)「話題沸騰」アノ馬の鞍上がついに決定! 代打職人・池添謙一と「夢のタッグ」叶わず……。東京最終レース仕様で好走態勢に

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 29日、東京競馬場ジャパンC(G1)が開催される。アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトの3冠馬対決が大きな注目を集めている。

 

 他にもG1馬のグローリーヴェイズ、キセキ、昨年の2着馬カレンブーケドールなど、豪華メンバーが出走するため、競馬ファンにとってはまさにドリームマッチと呼べるだろう。

 

 そんな歴史的なレースにまさかの参戦となるのがヨシオ(牡7歳、栗東森秀行厩舎)だ。

 

 これまでにキャリア68戦を誇るヨシオ。オープンクラスの勝ち鞍はダート1200m条件のジャニュアリーSだけにもかかわらず、ジャパンCに登録を行ったことがファンの間で話題となった。一時は『netkeiba.com』の予想オッズで1番人気に支持されたことからも、多くのファンがいかに衝撃を受けたか分かるだろう。

 

 当初、先週の霜月S(OP)にも登録を行っていたため、得意のダートレースに向かうのではないかと見られていた。だが、こちらには出走せずジャパンCに照準を合わせてきている。

 

 そんなヨシオだが、週明け時点でも「鞍上・未定」となっており、本当に出走するのかと疑いの目を向けるファンもいたはずだ。さらに、翌週に行われるチャンピオンズC(G1)にも登録しているため、「本命はこちらか」といった声も上がった。

 

 また、サートゥルナーリアが回避を表明したことにより池添謙一騎手が空いたことで、「ヨシオ×池添騎手」が見たいという意見も聞こえてきた。池添騎手といえば、グランアレグリア安田記念(G1)やインディチャンプのマイルCS(G1)など代打騎乗で勝負強さをみせていただけに、これはこれで見物かもしれない。

 

 25日、ついにジャパンCでヨシオの手綱を取るパートナーが決定した。



これまでの68戦で31人のジョッキーがヨシオの手綱を取っている。その中から引退済み、地方所属、短期免許で来日した騎手を除くと22人が残る。さらにジャパンCで既に騎乗予定のある騎手を除くと、残りは11名。

 

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 その中から抜擢されたのは勝浦正樹騎手だ。

 

 ヨシオとは5回コンビを組んでおり、これは最多タイの数字である。その成績は[0-2-1-2]と、複勝率60%の好相性を誇っていることも心強い。

 

 また、勝浦騎手といえば「最終の勝浦」の異名を持つ。今年のジャパンCが行われるのは東京12R。勝浦騎手が強い最終レースなのだ。まさに最高のパートナーを手に入れたと言えるだろう。

 

 デビュー24年目のベテランである勝浦騎手だが、意外にもジャパンCの騎乗はこれが初めて。G1レースの騎乗も、昨年の日本ダービー(G1)でニシノデイジーに騎乗して以来、1年半ぶりとなる。かなり気合が入っているはずだ。

 

 最終の勝浦を背に、ヨシオはいったいどのような走りを見せるのだろうか。

 

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JRAジャパンC(G1)「三つ巴」ムードの下馬評に異変!? 早くもアーモンドアイ”一強”ムード…… ”不穏な噂”が付きまとうあの馬に「三強脱落」の危機

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 29日、東京競馬場ではジャパンC(G1)が行われる。アーモンドアイは引退レースとなるこの舞台で有終の美を狙う。また、無敗の三冠馬コントレイル、デアリングタクトも虎視眈々と世代交代を目論んでいる。

 

 アーモンドアイとしては初対決となる2頭のいずれかに敗れるとせっかく手に入れた8冠馬の称号も色褪せてしまうリスクがある。対する無敗の3歳勢にしても、アーモンドアイを倒す最初で最後のチャンスとなる。ここで敗れると、以降のリベンジが叶わないだけに、勝ち逃げだけは是が非でも阻止したい。

 

 いずれも甲乙つけがたい3頭の力関係は、競馬ファンにとっても悩ましい限りである。そこでレース前の下馬評として大きな参考となるのが『netkeiba.com』の予想オッズだろう。

 

 史上最高といわれるレースの出走馬として異質な存在だったヨシオが、単勝1倍台の断然人気に支持されるという”珍事”もあったものの、現在は修正されて妥当なオッズに落ち着いている。

 

 騒動が収まった24日現在、予想オッズは以下となっていた。

 

1番人気 アーモンドアイ  2.2倍
2番人気 コントレイル   2.8倍
3番人気 デアリングタクト 3.0倍

 

 ヨシオが1番人気だったときは2番人気にコントレイル、3番人気にアーモンドアイ、4番人気がデアリングタクトだったが、修正後はアーモンドアイが1番人気に支持された。

 

 だが、25日現在の予想オッズでは、これまでの人気でコントレイルに後れを取っていたデアリングタクトが2番人気に浮上。コントレイルは3番手に評価を落とした。

 

1番人気 アーモンドアイ  2.2倍
2番人気 デアリングタクト 2.8倍
3番人気 コントレイル   2.9倍

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「やはり、コントレイルが1週前の追い切りで遅れたことが大きく影響していると考えられます。これまで併せ馬で遅れたことがなかった馬としては物足りなさがありました。これに対し矢作師は遅れよりも馬体の張りを懸念しており、追い切りに騎乗した福永祐一騎手も同じ想いだったようです。

 

ですが、最終追い切りは時計こそ目立たないものの、ラスト1ハロンまで連続して加速する好内容。陣営が素晴らしい動きと評したように、著しい良化を見せています。1週前の状態からここまで回復したのはさすがだと感心していました」(競馬記者)



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その一方、気になるのはコントレイル陣営が、実際に万全な状態ではなかったことを暗に認めていることだ。前走の菊花賞(G1)は適距離ではない3000mの距離でアリストテレスと激闘を繰り広げたばかり。

 

 淀の長距離戦は3歳馬にとってダメージが大きく、陣営が強調している万全な体調に戻っているかどうかはわからない。

 

 対するアーモンドアイは前走の天皇賞・秋(G1)から中3週と間隔は詰まるが、まだ2戦目と余力がある上に、最も得意とする東京競馬場。デアリングタクトも前走の秋華賞(G1)を直行で制しており、中5週と余裕のあるローテーションで臨めるというアドバンテージがある。

 

 さらに、過去10年のジャパンCで、前走が菊花賞だった馬はブエナビスタ降着により、繰り上がり優勝となったローズキングダム1頭のみ。データ的に劣勢なこともコントレイルに対し、ファンが危うさを感じた理由となっているのかもしれない。

 

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