藤原啓史朗(30=岡山)がデビュー2回目、住之江初優勝を飾った。2着は末永由楽(33=岡山)、3着は松崎祐太郎(32=福岡)が入った。

進入は123・465。藤原はコンマ07のトップスタートで他艇をまったく寄せつけず、堂々と逃げて優勝。住之江は18年6月にデビュー初優出(2着)を果たした相性抜群の水面だ。「今節はエンジンが良かった。しかも、スタートが決まっていたのが勝因」と相棒59号機への感謝を忘れず冷静に振り返った。

今年5月に地元児島で初優勝し大きな自信をつかんだ。「優勝戦の直前もまったく緊張しませんでした。自分は(重圧を)感じないタイプ」と胸を張った。次走は9月1日からの常滑G2。「次はG1やG2で優出すること」と目標を定めた。1歩ずつスターへの階段を駆け上がっていく。【奈島宏樹】