びわこの中間整備は、初日から気配急浮上が期待できるだけに見逃せない情報だ。

これまでは新エンジンに替わってから1回のみだったが、今回は大挙7基のエンジンに中間整備が入った。

◇11号機…ギアケースを交換。引いた竹上真司は「マイ過ぎでロスしているが、中間整備で良くなっているのかも」と希望を持っていた。

◇36号機…ギアケースを交換。手にした阪本勇介は「何とも言えないが良くない。ペラたたいて整備する」。

◇39号機…キャブレター、ギアケースを交換。鈴木智啓は「そんなに良くなってないのか回りすぎ。調整に迷う」と嘆き節。

◇44号機…ギアケースを交換。初日選抜6枠の大上卓人の手に渡った。「数字以上で(前節優勝の21号機を引いた)片橋(幸貴)と同じくらいで悪くない」と手応え。

◇49号機…シリンダケースとギアケースを交換。東潤樹は「ターンがかかって舟が向くまではいいが、押さない」。

◇64号機…ギアケースを交換。ベテランの木村光宏は「中間整備が入ったし、レースをしてから」と評価を見送った。

◇65号機…ギアケースを交換。初日選抜2枠のびわこ巧者、村田修次は「中間整備でだいぶいい。特に中間速がグッと来る。乗った感触もいい」と納得の表情を見せた。