パチンコ右打ち継続率「約80％」に大当り「半分は15R」！ 類まれなる「爆発力」を持ったスペック!!
どうしてこうも口に出して叫びたくなるのであろう、必殺技というやつは。
「雷切」「握撃」「虎砲」「牙突」「通背拳」といった短めのものから「裏蛇破山 朔光」「邪王炎殺黒龍波」「幻朧魔皇拳」「反動蹴速迅砲」のような語呂も字面も最高な技まで、できもしないのに何度繰り出してきたことか。
梅雨のこの時期、傘を剣に見立てた通学路を行く鬼殺の剣士たちがそれぞれの呼吸から思い思いに型を繰り広げている光景は、文化が正しく継承されている証明を見るようで胸アツである。
Daiichiは『天下一閃』大ヒットの余勢を駆って、『極閃ぱちんこCRうしおととら』や本機、『CRダイナマイトキングin沖縄』など役物機を次々と意欲的にリリースしたのであるが、新規性や独自性という意味では『天下一閃』以後において、この『CR犬夜叉JUDGEMENT∞』に特に注目したいのである。
奥が隆起した「パチンコ台」のようなフォルムの型の中央上部に回転体が搭載され、その下に3つの穴が左・中・右と穿たれている。
3つの穴の真ん中が大当りとなる「V」穴となるのだが、左右のハズレ穴に入らなければ左右に設置された高速回転フィンによって何度でも再挑戦できる構造となっているのである。
この再現性を全面に押し出した新機軸のゲーム性が「ウニ役物」に続き出色の出来栄えとなっている。
その一方、出玉獲得までに至るゲームフローにも妙味があり、普通なら上記の役物V入賞で即出玉となるところだが、本機の場合はそこから『CR銀河機攻隊マジェスティックプリンス』で採用された「ストックタイム」の連チャンモードに突入するのである。
この1種+W2種（液晶揃い+羽根物性役物抽選+小当り抽選）のような斬新な構成が斬新であり、構成要素としてはどれも既存の仕組みだが、その組み合わせによって唯一無二の打感を創生することに成功したのである。
また、ストックタイムとファイナルチャレンジの2部構成からなる右打ちモードはトータル継続率が約80％に迫る強力な連チャン性も兼ね備えている。
さらにその大当りの半分は15R出玉と類まれなる爆発力を持ったスペックとなっているのである。
ちなみに、通常時の演出のことは忘れるんだ。
