アニメ『鬼滅の刃』主人公が鞍上!? JRA稀代のスプリンターが成し得なかった夢を、近親にドゥラメンテを持つ超良血馬が追う!

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 15日(土)の札幌競馬メインレースTVh賞(3勝クラス)にビービーガウディ(牡6歳、美浦久保田貴士厩舎)が出走する。

 

 古参の競馬ファンにはお馴染みの冠名「ビービー」の坂東牧場であるが、いま一部の競馬ファンの間で別の角度から注目が集まっている。

 

  

 

 それは人気アニメ『鬼滅の刃』の主人公、竈門炭治郎(かまどたんじろう)の着ている羽織が、坂東牧場の勝負服にそっくりだからだ。

 

鬼滅の刃の主人公の服が坂東牧場の勝負服にしか見えない」「鬼滅の刃を見るたびにビービーガルダンを思い出す」など、坂東牧場の「黒,緑元禄,緑袖」の勝負服について、一部の競馬ファンによってSNS上で呟かれているようだ。

 

そんな坂東牧場であるが、冠名「ビービー」と言えば、やはり思い出されるのが「ビービーガルダン」。

 

 4歳春頃に本格化した稀代のスプリンターであるが、G1レースで2回ある2着はともにハナ差。惜しくもG1に手が届かぬまま現役を退いた。

 

 体質が弱く、2歳秋に骨折、3歳夏に復帰するも骨膜炎を発症。その後も、馬房内でのアクシデントによる脚部不安

 

 極めつけは、スプリンターズS(G1)での、レース直前の放馬による出走取消……。

 

 そのスプリンターズSは、1着がカレンチャンで、2着がパドトロワキーンランドカップ1、3着馬の決着となったが、その時の2着馬がビービーガルダンであった。

 

 その後の骨折で、結果的に現役最後のレースとなってしまったスプリンターズSであったが、もし放馬せずに出走できていれば……坂東牧場悲願のG1制覇が、叶っていた可能性も十分にあったのではないだろうか。



 今週出走するビービーガウディは、約1年前に今回のTVh賞と同条件である2勝クラスを快勝。前走もこのコースで4着と健闘している。

 

 前走は、スタート直後に両側から挟まれる不利で後方からの競馬。道中ポジションを押し上げ直線に向くが、最後は前の馬と脚色が一緒となり4着。スタートの不利が、最後まで尾を引く結果となってしまった。

 

 約1年前に2勝クラスを勝利した際、吉田隼人騎手は「抜け出してから遊んでいるようなところがあったので、これから楽しみな馬」と上でも通用する事を示唆。前走を見てもスムーズな競馬ができていれば十分逆転できる内容であった。

 

 母エルフィンフェザーは「華麗なる一族ダイナカールの牝系。近親にはドゥラメンテがおり、遡ればルーラーシップアドマイヤグルーヴエアグルーヴなど、錚々たる面々が顔を並べる。

 

 父カジノドライヴは兄にジャジル、姉にラグズトゥリッチズがいる米国の超良血で、血統的なスケールは重賞を勝っても驚けないほどのものである。

 

 まだ3勝クラスの身ながら、ここをアッサリ勝ち上がるようなら、その先に重賞挑戦が見えてくるのも確か。

 

 悲願のG1制覇へ……坂東牧場の挑戦はこれからも続いていきそうだ。